かぼす本家協賛・柚こしょうandparty Vol.2 島田 孝子マイスター:厚揚げの肉詰め・柚こしょう風味
柚こしょうの本場、大分(有)かぼす本家様の協賛で同社の人気商品「柚こしょう」を活用した創作レシピにandpartyのパーティーマイスター6人がチャレンジ!
全6回の連載企画です。
柚こしょうandparty 創作レシピリレー
島田 孝子マイスター:厚揚げの肉詰め・柚こしょう風味
柚こしょう…… 、一度使って冷蔵庫に入れたまま、気がつけば香りも風味も消えてしまった!そんなことはありませんか?実は柚こしょうは、お料理の幅をぐっと広げてくれる調味料なんです。
この企画では家庭料理・タイ料理・ベトナム料理・フランス料理など、さまざまな得意分野をもつandpartyマイスター6人が、柚こしょうの本場・大分のかぼす本家の柚こしょうで創作レシピにチャレンジします。
創作レシピリレー 参加マイスター
Vol.1 吉田 三和子 → Vol.2 島田 孝子 → Vol.3 吉田 順子 → Vol.4 杉本 知子 → Vol.5 古川 弘英 → Vol.6 らーぷ
大分(有)かぼす本家 かぼすキングからの手紙
かぼす本家
星野社長
一ヶ月ぶりにこんにちは。かぼすキングです。
今回は「柚こしょう」って商品はあるけど、なぜこのようなものができたの?どういうものが入っているの?という疑問についてお話したいと思います。
まずは「柚こしょうって何なのか」ということからですが、これは大分県の山間で生まれた「ゆず・唐辛子・塩」でつくられた香辛料のことです。でも、「こしょうって?香辛料なのになぜ?」と思っている方もいらっしゃるでしょう。
「こしょう(コショー)」といえば、普通は洋こしょうを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし実は昔から九州の一部では、唐辛子のことを「こしょう」と呼んでいたのです。私も子供のころから唐辛子のことを「こしょう」とか呼んだり、唐辛子の実は「たかのつめ」と呼んだりして、食事時には母に唐辛子のことを指して「こしょうとって~」などと言っていたものです。
そこにゆずの皮をブレンドし、保存のために塩を入れたものを「柚こしょう」と呼び、広まっていったのが最初なんですね。今では全国に広がり、いろんな料理のお伴として使われるようになっています。
大分県の山間部に行くと、各家庭で柚こしょうが作られており配合もさまざま。一般的にはゆずの皮・唐辛子・食塩を同じ分量ずつブレンドし、すり鉢ですり合わせています。ただし、商品として出荷しようと思うと、この工程ではムリが来ますけどね(汗)。
今では、いろんな会社がこの「柚こしょう」を作っており、各社の味や風味はさまざま。ということで、実は「柚こしょう」とは「ゆずの風味のする、保存料としての唐辛子」だったのです。知識もお伝えしたところで、そんなピリッと辛い柚こしょうをぜひお楽しみください。
次回は「かぼす本家なのになぜ柚こしょう? かぼすとゆず、一体どこが違うの?」をお話しします。ご期待ください!
かぼすキング
柚こしょうレシピ Vol.2 島田考子マイスター「~ベトナムで人気の定番おかず~ 厚揚げの肉詰め・柚こしょう風味」
連載企画、ベトナム料理担当の島田考子です。
まだまだ知られていない料理のジャンルですが、フォーや生春巻きだけではなく、実は日本の食卓にとっても近いのがベトナム料理なんです!白いご飯におかずやスープを組み合わせ、味つけもあっさりとしていて、肉や魚そしてたくさんの野菜をバランスよく食べるのがベトナム流。
今回は、ベトナムの家庭では定番のおかず ”厚揚げ” と ”トマト” を使って、日本のスーパーでも簡単に手に入る材料でベトナムおかずを楽しみたいと思います。柚こしょうでピリ辛さを加えた、白いご飯がすすむ一品をご紹介します。
ポイントは、柚こしょうとトマトソースをしっかりあわせて、トマトの風味と柚の香りの両方を感じられるようなソースを作ることです。このおかずだけで、ご飯がたくさん食べられますよ♪
今回のお料理はベトナムの定食屋さんでは人気のメニューです。 ベトナム風トマトソースは生のトマトを使いますが、今回は手軽に出来るようにトマト缶を使用しています。トマトと柚こしょうの風味や辛味がとても合うので、白いご飯がすすむ一品です。
~ベトナムで人気の定番おかず~
厚揚げの肉詰め・柚こしょう風味
材料/2人分
- 厚揚げ(5×8cm位の厚揚げ使用)……3枚
- 玉葱(みじん切り)……40g
- 豚挽き肉……40g
- にんにく(すりおろし)……1/2片
- きくらげ……4g
- 春雨……5g
- 塩・胡椒……少々
- ヌクマム……小さじ1
- 砂糖……小さじ1/2
- くり抜いた厚揚げの中身……50g
- 小麦粉 サラダ油……適量
〈トマトソースの材料〉
- 玉葱(スライス)……60g
- にんにく(みじん切り)……1/2片
- トマト缶(カットトマト缶)……250g
- ケチャップ……50g
- 砂糖……15g
- ヌクマム……15g
- 水……50cc
- 柚こしょう……小さじ1~
- バイマックル……1枚
- 香草……適量
作り方
- 下準備
きくらげは水に戻してみじん切り、春雨も沸騰したお湯で茹でたらみじん切りにしておく。厚揚げは1枚を斜め半分にカットして、切り口の白い部分に切り込みを入れ、スプーンで豆腐の部分をくり抜く。(厚揚げの表面を破かないように注意する) - 豚挽き肉と玉葱・きくらげ・春雨・にんにく・塩・胡椒・ヌクマム・砂糖・くり抜いた厚揚げの中身をよく混ぜ合わせ、厚揚げの中に詰める。
- 詰めた切り口に小麦粉をつけて、熱したサラダ油で詰めた面を焼き、さらに両面も焼く。
- トマトソースの準備
鍋にサラダ油を熱し、香りが出るまでにんにくを炒めたら、玉葱を炒める。しんなりしたら、トマト缶を加え、ケチャップ・砂糖・ヌクマム・バイマックル・水を入れて煮込み、仕上げに柚こしょうを加えて辛さを調整する。 - (3)の厚揚げをトマトソースに加えてさっと煮込み、器に盛りつけたら、香草を飾る。
次回予告!Vol.3 吉田順子マイスターの創作レシピをお楽しみに!
有限会社 かぼす本家
プロフィール
大分特産の『かぼす』は最良の果実酢と言われ、かぼすに含まれた諸成分が健康によいと絶賛して頂いております。一切の添加物を排除した純粋品、かぼす果汁100%として製造された商品で当社が誇りをもって皆様にお届けしています。
andpartyとのコラボレーションでご紹介する今回の商品は、当社が自信を持って皆様にお届けしている風味豊かな練りこしょうシリーズです。
ウェブサイト
有限会社かぼす本家 http://www.kabosu.co.jp/
島田 孝子
プロフィール
料理提供をしながら、教室・パーティーの企画などを展開。 レシピ開発、出張料理教室やケータリングなど承っております。... 詳細
ウェブサイト
ASIAN KITCHEN http://ameblo.jp/asian-taka/
”ベトナムサンドイッチのお店”
an di https://www.facebook.com/andi.kinuta/