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アーティスト×マイスター
ARTIST

ガラス作家・大場 匠さん × らーぷマイスター&吉田 三和子マイスター Vol.2

大場匠さんの作品を初めて目にした時、その美しい曲線とガラスであるにもかかわらず伝わってくる独特の暖かさに心を奪われました。普段は作った料理にあわせて器を選ぶわけですが、器に合うお料理をイメージしていく作業は、実にワクワクと刺激的で楽しい体験でした。

その美しい曲線とガラスであるにもかかわらず伝わってくる独特の暖かさに心を奪われました。

らーぷ
三和ちゃん、この器をみて私がイメージしたお料理わかる?フフフ、もう決まり、あれだ!
三和子
もちろん♪ 私もらーぷさんのあれが食べたい!って浮かんだものがあるんです。ヤムウンセンですよね。
らーぷ
新鮮な魚介がゴロゴロ入ったヤムウンセン、ぴったりでしょ。

春雨とシーフードのスパイシーサラダ(ヤムウンセン)
春雨とシーフードのスパイシーサラダ(ヤムウンセン)

独特の質感と静かな佇まいのお皿。

らーぷ
この独特の質感と静かな佇まいのお皿。蓮の葉を連想させない?。一見クールだけど、実は暖かく、どんなものでも受け入れる大人のイケメンって感じ…いいわぁ…(妄想中…)
三和子
らーぷさん…
あえてカラフルなお料理をのせて、静と動といった感じのギャップを楽しみたいですよね。グリーンのジャスミンライスの上に豚ひき肉の茶色、上にトマトの赤とか、卵の黄色とか。セルクルで型抜きしたらかわいいかも!
らーぷ
あえて温かいお料理とかもいいかも。ステーキに、赤とグリーンの激辛ソースとかどう?

段々バジル炒めご飯
段々バジル炒めご飯

らーぷ
パクチーを混ぜ込んだジャスミンライスにタイ料理の定番、豚肉のバジル炒めをサンドして、上にはナンプラーとオリーブオイルでマリネしたドライトマトやスクランブルエッグをのせました。

パクチーを混ぜ込んだジャスミンライスにタイ料理の定番、豚肉のバジル炒めをサンドして、

牛肉ステーキ、フレッシュ唐辛子ソース 牛肉のステーキの上にタイの激辛唐辛子とニンニク、ライム汁、椰子砂糖で作ったソースを添えて。
牛肉ステーキ、フレッシュ唐辛子ソース
牛肉のステーキの上にタイの激辛唐辛子とニンニク、ライム汁、
椰子砂糖で作ったソースを添えて。

らーぷ
お料理のイメージもわいたことだし、全体のコーディネートは南国のホテルでいただくタイ料理っていうのはどう?
三和子
素敵!バナナの葉っぱをランチョンマット替わりに使って…
らーぷ
テーブルのセンターには落ち着いた赤を持ってくると、高級感も出るよね。
三和子
大ぶりのグラスでお好きな飲み物をって感じでね。私はビールにするよ!
らーぷ
私は辛いお料理に合わせて、ココナッツ風味の甘いカクテルかな?
三和子
飲みたくなるね~。
らーぷ
うん、イケメン男子と二人で…フフフ…
三和子
ハイハイ…(笑)

南国のホテルで頂くタイ料理をイメージしました。

全体的なコーディネートはベージュのクロスをベースに、センターには赤のクロス、ランチョンマットにはバナナの葉を使い、ガラス器を使いながらもクールになりすぎない、南国のホテルで頂くタイ料理をイメージしました(白丸皿の料理:白身魚のすり身ボールのピンチョス風、マンゴーチリソース)。
今回のコーディネートには含まれておりませんが、中ぶりのコンポート皿のような少し深みのある器を花器としても使ってみました。

白い薔薇にレースフラワー、てまり草を浮かべて…
白い薔薇にレースフラワー、てまり草を浮かべて…

ガラス作家の大場匠さんとらーぷさん&吉田三和子さんのお料理とのコラボレーション。
らーぷさん&吉田三和子さんの鮮やかなお料理と大場さんのガラスの器のやわらかいフォルムで素敵なテーブルコーディネートが出来上がりました。

大場 匠(おおば たくみ)
大場 匠(おおば たくみ)
プロフィール
  • 1966年 東京生まれ
  • 1990年 東京グラスアート展奨励賞
  • 1991年 日本グラスアート展旭ガラス賞
  • 1992年 92′国際ガラス展(金沢)入選
  • 1994年 94′日本クラフト展入選以降3回
  • 1996年 金沢市卯辰山工芸工房修了、TTalente’96(ドイツ)
  • 2001年 アーチストインレジデンスIN瀬戸に招聘。
  • 2003年 個展(画廊椿、千葉)
  • 2004年 個展(ギャラリー蒼風、静岡)
  • 2005年 個展(金沢 Gーウイングスギャラリー)
  • 2006年 記械展 ストライプハウスギャラリー
  • 2007年 個展(金沢 名鉄メルサ)

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