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マイスターのご紹介
REVIEW

島田 孝子マイスターレビュー

皆様、ご無沙汰しています。12月にオープンしたandpartyも2ヶ月を経過し、andpartyに登録、応援してくれる方が300名ほど集まってくれています。ありがとうございます!まだまだコミュニティサイトとしては「ひよっこ」のレベルですが、これからどんどん楽しいコンテンツを提供していきますので、どうか引き続き応援してくださいね。
さて、この「マイスターレビュー」のコーナー、ようやく第2回目をお送りさせて頂くことになりました。第2回目は、赤坂の人気カフェ「花カフェ」でランチを提供されたり、ベトナム料理教室「Nha Bep おいしい野菜でベトナムキッチン」を展開している島田孝子マイスターにお話をお伺いしました。
そして、なんと今回は先生の「Nha Bep おいしい野菜でベトナムキッチン」に突撃潜入取材!後半にその模様も写真掲載しています。どうぞお楽しみください。

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島田先生、今日はよろしくお願いします!最初に先生の料理研究家へのきっかけを教えて頂けますか?
島田さん
よろしくお願いします!私は昔から海外旅行が大好きで、日本でお金を貯めてはバックパッカーでいろんな国に旅行をしていました。ワーキングホリデーでオーストラリアにいたこともあるんですよ。
たまたま最初に訪問したのがベトナムでした。そのときはお料理で生きていく!と決めていたわけではありませんでしたが、いろんな国に行くわりには言葉がしゃべれないので、万国共通で伝わるものとして料理がいいな、と思ったのが最初にこの道に入ろうと思ったきっかけですね。
もともと学校はインテリアの学校で、仕事は今でいう「ガテン系」。舞台の大道具などを作る仕事で、腰道具をつけてカンカンとやっていたりしました。
そう考えると、ものづくりは昔から好きだったのでしょうね。

万国共通の言葉として料理がいいな、と思ったのが最初にこの道に入ろうと思ったきっかけですね。

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なるほど、海外旅行がお料理の道に入る最初のきっかけだったのですね。
ではなぜベトナム料理を?
島田さん
海外から帰ってきたとき、某料理教室チェーンの会社に講師として就職したんです。そこで社内研修としていろいろな料理を勉強しました。
とにかく実践で「習うより慣れろ」のスタイルですね。当時はそれでも講師として生徒さんの前に立たなくてはいけないわけですから大変でした。実家で両親を相手に何度も何度も料理を作って練習しました。
そこで働いている間にも最初に訪問したベトナムの人たちと連絡をとっていて、その後教室を離れることになるのですが、そのときにふと「ベトナム料理をやりたいな」と思ったのです。ベトナムはもともとフランス領だったこともあり、フランス人観光客も多く、料理もフランス料理の影響を受けていてそれほどクセがなく食べやすいのですね。日本人の口にも合うと思いました。

日本人の口にも合うと思いました。

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ベトナム料理は確かに他のエスニックよりもクセはないかもしれないですね。ところで、料理教室を離れてしまってその後どうやってお料理研究家への道を進まれたのですか?
島田さん
他の先生が独立して設立した小さなパン教室に転職し、チラシ配りから講師から自分たちで全てやりましたが、集客が大変で経営が厳しくなり辞めました。経営の難しさを痛感しましたね。その後はすぐに自分で独立しようとは思わなかったのですが、やはり自分は飲食から離れることができないと思い、再度飲食店にスタッフとして入りました。
その頃教室の夢はあまり考えてなかったのですが、自分の料理好きな友達を呼んで協力し合いながら作っては食べてを行っていました。そこで飲食店と違って教室は自分のテイストを表現できるな、という楽しさに気がついたことと、その頃から「ベトナム人のベトナム料理」ではなく「日本人の作るベトナム料理」とか「クリスマスのアジアン料理」というようなテイストで勝負したいと考えるようになりました。そこから本格的にお料理研究家としてやっていこうと考え始めるようになりました。とても悩みましたが、だからこそ私は自分のドメインをベトナム料理にしたいというのがはっきりしてきましたね。
そうしたら、いろんな人が協力してくれるようになったのです。

島田 孝子マイスター

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独立するということでメンタルケアもとても重要ですよね。
ところで講師としてお料理を教えられる際に心がけていることはありますか?
島田さん
やはり自分の個性を決めるのは「それが好きかどうか」につきるのではないでしょうか。正直独立してお金が苦しくても「好きなんだからいいか」と思うことができたからやってこれたんだと思います。今後はビジネスとして成功させるために自分の好きなこととのバランスをどう客観視できるか、それが課題ですね。

自分の好きなこととのバランスをどう客観視できるか、それが課題ですね。

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なるほど。では今先生としてのやりがいはどんなところにあるのでしょうか?
島田さん
そうですねえ、自分の作った料理を食べてもらった人に「おいしい」と言ってもらえるのはもちろんとても嬉しいのですが、私はそれよりも自分の教室を通じてベトナム料理に出会い、興味をもってくれることのほうが嬉しいですね。
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そこまでベトナムに思い入れがあるとは正直ビックリしました。では先生おススメのベトナム料理はありますでしょうか?
島田さん
ベトナム料理というと一般的にはフォー(米麺)や春巻が有名ですが、フランスの名残である「バインミー」というサンドイッチがとてもおいしくておススメです。NYでも人気でとても流行っているそうです。パンも特徴があって、ベトナムのフランスパンを使うのですが、外側はパリッとしているのに中はしっとりという感じなんです。材料もレバーペーストにナマス、いろいろなお肉、卵などを使っていて、バラエティに富んでいるんですよ。もともとこういうものをカフェで展開していこうと以前から考えていたのですが、今年は赤坂の「花カフェ」で毎日ランチとして提供させてもらっているので、ぜひ一度食べに来てください。

「花カフェ」で毎日ランチとして提供させてもらっているので、ぜひ一度食べに来てください。

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おお、それはぜひ一度試さないといけないですね、お伺いしたいと思います!
では、最後にandpartyへの応援メッセージをお願いできますでしょうか?
島田さん
お料理好きな人が集まってこういったネットワークが広がることはとてもよいと思います。やはりお料理研究家の人たちにとってはビジネスとしての「集客」が大変だと思うので、こういったサイトに登録することで先生としての「信頼感」が深まるので、これからなりたい人にとってはとても良い機会なのではと感じます。今はチラシと自分のブログのみの展開なので、今後はさらにandpartyを活用していきたいですね。2月にもバレンタインのイベントなども企画していますので、少しでも興味がある人は参加してもらえると嬉しいです。

少しでも興味がある人は参加してもらえると嬉しいです。

少しでも興味がある人は参加してもらえると嬉しいです。

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長い時間ありがとうございました!これからもよろしくお願いします。
島田さん
ありがとうございました。
andparty
飲食の世界が大好きで、いろいろと試行錯誤したけれど、最終的に自分のテイストで勝負できるお料理研究家の道を選んだ島田先生。インタビューでは触れませんでしたが、先生は「野菜ソムリエ」ベジタブルマイスターの資格も持ち、野菜のEC通販「オイシックス」でのブログ「oixi」でもブログ「アジキチ野菜道中」を執筆されています。
その他にもカフェのランチ、お料理教室と今年に入りさらに活動をパワーアップ!ぜひ一度野菜いっぱいでヘルシーなベトナム料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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