長澤 恵マイスターレビュー
こんにちは、マイスターのらーぷです。今日は事務局のミッキーさんに代わり、私がマイスターのmayさんこと長澤恵さんにインタビューにやってきました。
実はmayさんとは飲み友達でもある私、タイ料理ということもあって今日のインタビューをとても楽しみにしています。
- らーぷ
- mayさん、お久しぶりです!少し前に新橋でワインのボトルと焼酎ボトルを二人で空けて以来ですねえ(笑)。
遅くなりましたが、スタジオオープンと会社設立おめでとうございます。 - mayさん
- ありがとうございます。
- らーぷ
- スタジオが明るくてとても素敵ですね。
小物や香りまで”タイ”を感じられる居心地の良い空間になっていると思います。錦糸町の駅から徒歩一分というのも魅力的ですよね。 - mayさん
- はい、平日夜にレッスンの開催をしているので、駅近は私の中では一番の条件でした。それから、スタジオから徒歩1分の場所にタイ食材の店が2軒もあるのは魅力です。
- らーぷ
- それではマイスターの先生達には必ずお聞きする質問ですが、まずはタイ料理に出会ったきっかけ、タイ料理研究家を目指そうと決心したいきさつについて伺いたいと思います。
- mayさん
- OL時代にたまたま入ったタイ料理屋さんで食べた料理の美味しさに衝撃を受けたのが始まりです。その後、すぐにタイに飛んでタイ料理の美味しさに更に衝撃を受け、会社を辞めて、そのタイ料理屋さんの門を叩き、働き始めたんです。
- らーぷ
- す、凄い……行動力ですね。まさに運命の出会いだったのですね。
- mayさん
- ハイ、そうですよねえ(笑)。まず、ウエイトレスから基礎的な料理の名前とか食材を覚えるところからはじまり、厨房に入れば海老の殻を剥いたり肉を叩く毎日でした。
- らーぷ
- ところで、私はいつもmayさんと呼ばせてもらっていて、本名とは違いますがこのニックネームはタイの方につけてもらったのですか?
- mayさん
- 名前が”めぐみ”なのでもともと昔から”めーちゃん”と呼ばれていたのですが、タイ人のニックネームには5月生まれということからmayというニックネームが多く、私も5月生まれで。そんな条件が重なってmayと呼ばれるようになりました。
- らーぷ
- さて、mayさんのタイ語はネイティブ並み!と評判ですが、タイ語もそのころから学びはじめたのですか?
- mayさん
- はい、タイ料理を学ぶにはタイ語を習得する必要がありました。それは北から南までタイ全土の料理を、その土地の料理を美味しくする人から直接学びたかったからなんです。
- らーぷ
- なるほど、すばらしい探究心と意欲ですね。
- mayさん
- ありがとうございます。北部山中の友人のお母さんから習うラープ(ひき肉のスパイス和え)、南部の学校の先生から習うゲーンルアン(ターメリックサワースープ)、中部で食堂を営むタイのお母さんから習うホーモック(レッドカレー蒸し)、バンコクで91歳のお婆ちゃんから習うタイ中華料理、バンコクの料理学校で習う、洗練されたタイ料理などなど……、タイ語で習うことによって微妙なタイミングやその土地の食文化まで勉強することができました。
食文化やタイ料理のタイ書籍も家に山積みです……(笑)。出会ってから15年、様々なタイ料理を習ってきましたが、今もなお探究心が尽きることはありません。 - らーぷ
- ところで、スタジオ名の “ティッチャイタイフード”、”ティッチャイ”とはタイ語で『魅了される、病み付きになる』という意味ですよね?mayさんはまさに、タイ料理にティッチャイしてしまったというわけですね?
- mayさん
- そうなんです、なぜここまでかって自分でも不思議ですが、前世はタイ人だからねってみんなに言われます(笑)。
- らーぷ
- この仕事をしていてmayさんが一番嬉しいと感じることはどのようなことですか?
- mayさん
- 料理をみなさんと一緒に作り、美味しい!と言っていただけることは勿論ですが、料理を通じて、生徒さん同士が仲良くなったり、自分自身、ご縁が広がっていくことが一番嬉しいですね。
- らーぷ
- 確かに、私たちの仕事って人との繋がりが本当に大切ですもんね。
では、教室を運営していく上で心がけている事があれば教えて下さい。 - mayさん
- レッスンで気をつけているのは、タイの食材やタイの調味料を知ってもらうためにまず、味見をしてもらう。また、その日の素材によっても状態は異なりますから、調理の工程でも味見をしてもらいます。レシピはあくまでも目安ですから、レシピ通りに作るのではなく、私の教室では味やタイミングを体で覚えて帰ってほしいといつも生徒さんにはお伝えしています。
- らーぷ
- これから料理教室の先生を目指すみなさんに一言メッセージを頂けますか?
- mayさん
- 「自分の専門の料理を愛すること」ですね。私は職人肌なので”好き”が伝わって賛同してくださり、盛り上げてくださる方に出会うことが多いです。自分の “好き”という思いを継続していく事が大切だと思います。皆さんの協力があってこそ、成り立つお仕事だと思います。
- らーぷ
- 3年後、5年後のティッチャイタイフード、ご自身はどうなっていると思いますか?想像できる姿を教えてください。
- mayさん
- 4年後までには、もっと大きなキッチンスタジオを開設したいですね。企業様とも商品開発を中心に仕事の幅を広げて行きたいと思います。mayブランドのお店も将来的には作れたらいいなと思っています。お料理については、日本だからこそ、のタイ料理をもっと広めたい。日本の旬を生かしたタイ料理や自分のオリジナルを提案していきたいです。
- らーぷ
- 最後に、andpartyに期待する事、ご感想や応援メッセージを頂けますでしょうか?
- mayさん
- ここに来ると人がいつも集まっている。”楽しい”や”パーティ”をテーマに人の輪がどんどん広がっていくといいですね。応援しています!
- らーぷ
- 今日は改めて色々とお話が聞けて、楽しかったです。ありがとうございました!
インタビューを終えて
mayさんの人なつっこいかわいい笑顔にいつもイチコロの私ですが、その笑顔の後ろに日々の努力とタイ料理への沸々とたぎる情熱と愛情を改めて感じました。
新しいスタジオでは、教室の他にもお食事会やタイ人の講師を招いての教室なども開催していらっしゃいます。企業向けの商品開発やメニュー企画、mayさん自身がコーディネート・同行するタイ旅行など、今年はmayさんにとって今までの努力が大きく花開く年になりそうです。
長澤恵(may)さんの連絡先
TitCai(ティッチャイ)タイフードスタジオJR総武線北口。
東京メトロ半蔵門線錦糸町駅3番出口より徒歩1分
電話、ファックス:03-6456-1079
Tit Cai Thaifood
長澤 恵(may)
プロフィール
タイに魅了されたタイ料理研究家mayがタイ料理のすべて、タイの世界をご案内します。... 詳細
ウェブサイト
Tit Cai Thai Food http://www.titcaithaifood.com/
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