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アーティスト×マイスター
ARTIST

陶芸家・浅井 純介さん × IZUMIマイスター Vol.2

アーティストとコラボするマイスターたち、第三回目は陶芸家の浅井純介さんとマイスターのIZUMIさんのコラボレーションです。

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今回使った浅井さんの作品(種類)
・ グレーと白の縦ラインが入った大きな四角皿
・ グリーンの丸皿
・ 黒の丸皿

グレーと白の縦ラインが入った大きな四角皿

グリーンの丸皿・黒の丸皿

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浅井さんの作品を手にとってみた最初の印象は?
IZUMI
とても温かくて、重みがあって、ほんわりとした優しさを感じました。「何色」と表現できない、グラデーションの様に入り混じっている色味が、神秘的だなぁと。
浅井さんとは直接お目にかかってはいませんが、お人柄がにじみ出ている作品ではないかと、勝手に思ってしまいました(笑)
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浅井さんの作品から、どんなテーブルシーンを思い浮かべましたか?
今回のテーマは?
IZUMI
夏の日差しの中、緑あふれる庭でさわやかなランチタイム!
スパークリングワインをキュッとやりながら・・・
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作品の特徴を生かすためにお料理やコーディネートで工夫したところは?
IZUMI
大きな角皿には、どでーんと料理を盛るのではなく懐石料理のような上品さを演出してみました。 料理一品一品の色合いのバランスを考えてしつこくなく、でも鮮やかに、楽しめる一皿を、という感じに。

料理一品一品の色合いのバランスを考えてしつこくなく、でも鮮やかに、楽しめる一皿を、という感じに。

料理一品一品の色合いのバランスを考えてしつこくなく、でも鮮やかに、楽しめる一皿を、という感じに。

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今回のお料理の特徴、説明をお願いします。
IZUMI
私がレシピ提案をさせていただいた、三陸・浦嶋商店さんの「冷燻伝説」商品をいくつか使わせていただきました。そのもの自体にしっかりと旨味があるので、余計な味付けをしなくていいところが、とっても楽なんです。

今回のお料理の特徴、説明をお願いします。

【四角皿】
  • コーン入りハンバーグで包んだ海鮮ハムかき燻
    刻んだコーンを入れたハンバーグタネで海鮮ハムのかき燻を包んで焼きました。
    かみ締めたときに広がるスモーク香がたまらないんです。
  • 海鮮生ハム秋刀魚の巻き刺し
    茗荷、貝割れ大根、大葉を巻き込んだ生ハム秋刀魚のお刺身です。
  • ミディトマトグラタン
    プチトマトより少し大きめのミディトマトをくり抜いて、刻んだベーコン、生クリームを入れたたまご液を流し込んで焼いたグラタン。
  • 飾りの花
  • 鴨のブレゼ ブルーベリーソース
    鴨をめんつゆで煮てあるんです。上品でしっとり仕上がります。
  • そば粉のクリームコロッケ
    小麦粉ではなく、そば粉で作ったホワイトソースに海老を加えて一口サイズのコロッケに。
  • 真鯛とオレンジのマリネ
    オレンジ果汁で作ったマリネ液に、鯛をディルと一緒に30分ほどマリネしました。さっぱりといただける一品です。
  • 海鮮生ハムホタテとチーズのパイ
    こちらも海鮮生ハム商品を使った料理。角切りにしたハムとチーズをパイ生地で包んでさっくりと焼きました。
  • 変わりたまご
    ゆで卵の黄身をツナや生クリームバジルと和えて詰めました。
【黒の丸皿】
  • オクラとトマトのキーマカレーそうめん
    ピリッとスパイスのきいたキーマカレーをのせたそうめん。カレーにはトマトとオクラをたっぷり加えました。
【緑の丸皿】
  • 生クリームを添えたイチジクのコンポート バルサミコソース
    赤ワインとバルサミコ、三温糖でことことに込んだイチジク。生クリームの上に乗せて、煮詰めたバルサミコをかけました。

今回のお料理の特徴、説明をお願いします。

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浅井さんの作品にこのお料理をイメージしたのはなぜですか?
IZUMI
上品でありながら、しっかりとした存在感がある器。
どんなシーンにでも対応できる、素晴らしい作品だと思いました。
あれもいい!これものせてみたい!との思いから、角皿にはたくさんのお料理がのっちゃいました(笑)
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今回このような試みにチャレンジしてみて、難しかったこと、工夫したこと、楽しかったこと。アーティストとのコラボ企画についての感想を。
IZUMI
一目見て、創作意欲がわいてきましたが、素敵な作品ですから、正直圧倒されたりして・・・作品の良さを殺してしまわないかが一番の心配でした。が、どうでしょう???
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次にチャレンジするマイスターに一言お願いします。
IZUMI
器の声を聞いてみてください。
ハッとさせられて、ビビーーンと意欲を掻き立てられます。
浅井 純介(あさい じゅんすけ)
浅井 純介(あさい じゅんすけ)
プロフィール
  • 1945年 愛知県生まれ
  • 1968年 早稲田大学卒業
  • 1976年 愛知県立瀬戸窯業訓練校卒業
  • 1981年 個展 ギャラリーOFF・名古屋
  • 1987年 個展 西武工芸画廊・東京
  • 1988年 千葉県千倉町に「海山窯」開窯
  • 1995年 個展 桃居・東京(以後毎年)
  • 1996年 個展 ギャラリーたむら・広島(以後毎年)

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